2019年08月22日 19:25
「年」といえば、年齢を思い浮かべます。長く生きて何とか、自分の年齢に応じて何か琉歌になりそうですね。
ただ、自然をみれば、長く生きている木、樹齢何百年とか心に何かを感じさせる。それも琉歌を詠むヒントになります。ずっと寄せて返す波、海ですね。星は何光年も遠い場所から光を届ける。短い命の昆虫にも心を動かされます。
年度末という言葉を知っていらっしゃる方は、年末調整で臨時収入があったとか、「年」という言葉には広い意味があります。
「台風の当たり年」「今年は豊年」など、暮らしで感じる「年」も多い。
十二支での表現も面白いと感じます。年齢を「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」と表現するときもあります。今年は何年、というのも十二支での表現を期待しているわけ。
成人式、定年退職、還暦、などと年齢を区切る呼び方で琉歌を作るのも記念になりますね。
最近は食べ物の製造年月日を気にする方も多い。暮らしの中で琉歌にできそうですね。
琉歌のテーマが「年」だった場合に思うのは、多数の方が作りそうな「年齢」に関係した作品。これを定番とします。
読む人にとっても感情移入しやすい利点があります。ただ、ライバルも多い。
自然の中で年月の流れを琉歌にするのも良い。ただ、言葉足らずになったりする心配はありますね。
やはり自分の感じたこと思いを「年」というキーワードで作るほうが良い。
最初に自分の心がある。それに「年」という表現をどうのようにいれるか。
先に書いたように「年」という言葉には色々な意味があります。案外どのような思いにも琉歌としてテーマにできると感じます。
過去の記事では琉歌の作り方を実例として書いてますので、参考にできます。