2019年12月05日 16:51
子守唄は有名なもので、赤木の子守歌など。外国ではシューベルトの子守歌など。
沖縄にもいくつか有ります。
今回は江戸子守唄を参考にします。「ねんねーん、ころーりーよー」という歌詞の歌ですね。
琉歌に合うように音符を調整してますから、さっそく作りましょう。
眠る赤ちゃんを見守るような感じ。それとも泣いている赤ちゃんをあやしている場面。 離れた子供を思う気持ちを琉歌にするのも良いですね。対象年齢は2歳ぐらいまで。今の時代は3歳だと一人前に話す子供もいます。
1歳未満か、お腹の中に宿る子供への思いが子守唄になる。 このように色々な場面を考えてみる。自分の心に残る情景を琉歌にするわけです。
どうしても赤ちゃんの印象が強いですかねー。若いころに短い間、子守をしたことがある。いま考えると大変でした。
おねしょして 泣いた 取り替える おむつ
君の 笑顔には 勝てや しない
素直な気持ちでしたね。ずいぶん前の話ですが。私たちは、今のこと、昔の思い出など、自由に琉歌にして、カラオケで歌おう。楽しいですよ。
この作品も推敲すれば違ったかたちになると思いますが。素直な思いをそのまま作ってみるのが一番です。
琉歌の作り方、詠み方は、こちら琉歌の作り方1小学生から高齢者まで 別窓表示
1から順序良く読んでいただけば分かりやすい。
音楽に合わせて作る方法も紹介してますが、今回は掲載した江戸子守唄への合わせかたをご紹介します。
歌を知っていれば分かりやすい。
「ねんねーん、ころーりーよー」に琉歌の8文字(音)数はめ込みます。
そのままだと
「おねしょーし、てなーいーたー」になります。
ここは文字(音)数と音符を考えます。
「おねしょして、なーーいーたー」やはりもうちょっと。
「おーねーしょ、してなーいーた」
こんな感じで歌に合わせて行けば合います。
「おこー、ろーりーよー」これに8文字(音)数!
「おむつ、とりかえるー」これが自然に歌える感じ。
3文字(音)数と5文字(音)数を逆にしても良いときは有ります。
「ぼうやは、よいこーだ」ここは入りやすい。
「きみーの、えがおには」
「ねんねーしーなー」6文字(音)数だからやりやすいですね。
「かてやー、しないー」
6文字(音)数からちょっと変えてみたい気もしますが、今回は曲へのはめ込みの練習。これができるとカラオケへ合わせやすくなります。
言葉の区切りを原曲に合わせるとカラオケなどでは歌いやすくなります。
琉歌には文字の制限がありますので、長いところ、短いところなど声を延ばしたり言い方を変えたりすれば、合わせられます。
江戸子守唄と琉歌を例えとして掲載します。後半は歌のない空オケですから練習できます。
琉歌の作り方では何回も書いてますが、言葉や順序を変えました。最初のと比べるとわかりますね。
おねしょして 泣けば おむつ 取り替える