2015年03月24日 08:50
琉歌は うちなーぐち、が味わいもありますね しかし 書き方 作り方 詠み方 を詳しく教える方も少なく 昔の琉歌の紹介だけが多い気もします
そこで 琉歌ねっと的な作り方で楽しんでみたいですね
琉歌も短歌 歌詞と捉えれば 替え歌を作る感じで良い 前に紹介した作品で楽しみますね
歌詠み人・不詳「浅地染みらわん 紺地染みらわん 里ままどぅやゆる 我身や白地」
琉歌の基本からすると 少し外れてますが 超有名です
3、5音の分け方が あさじ+5音 なら次は 5音+3音 が基本だけれど くんじ+5音 になってます
上句と下句を分けるのが基本だけれど 「さとぅままどぅやどぅ」 まで一気に続いて 最後の6音で「私は」と決めてます
文章の書き方と琉歌の作り方は 似ているわけですねー 基本はあっても 絶対ではない
そういっても 何を どう書いて良いか迷います
それで まず変え歌風にフレーズを変える楽しさを体験します
あさじすみらわん… は尽くすタイプの女性をイメージさせますが
「変わる事(くとぅ) ねさみ」を入れます
「浅地染みらわん 紺地染みらわん 変わる事(くとぅ) ねさみ 我身や白地」
芯の強い人間像が浮かびますねー どの色に染めようとしても 私は私だ って感じ
もうちょっと変えて
「浅地染みなして 紺地までぃなてぃん 変わる事(くとぅ) ねさみ 元(むとぅ)や白地」
個人的な色模様になりますね どのように変わろうと 無垢な思いは持ってます って感じ
そして これでは
「仕事(わじゃー)やりば東京 大阪かい嫁に 変わる事(くとぅ) ねさみ 元(むとぅ)や うちなー」
元歌とは まったく違う感じになりましたねー
替え歌の延長で 作詞をする方も多いと聞きます
琉歌も 有名なウタを参考に 少しづつ変えて行けば むつかしいことは覚えなくても
書ける 作れる 詠める それがククルうむい なんでしょうかね