2019年06月26日
琉歌が誰でも歌える音源
琉歌を詠む、歌うのが直ぐできるyoutube動画
琉歌を作ったら声に出して詠んで歌って楽しもう
琉歌は自分の感情を表現するもの。声に出したいですね。それで、著作権フリーの音源を作りました。前に書いた「つらね」のように謡(うた)えるなら大丈夫でしょう。このページではカラオケで歌うのにもつながる方法を紹介します。
youtube動画「琉歌を詠む、歌うための基本音源」
ちょっと説明します。
前奏(歌う前の曲)があって、太鼓の音に合わせて歌えます。
後奏(歌ってから流れる曲)で終わりです。
言われても聞いたことのない曲は合わすのも大変?
大丈夫。太鼓の音が6回で琉歌の8文字(音)数になります。ちょっと別の曲(囃子)が入りますから分かりやすいでしょう。3拍子と言われるやりかたを応用してます。
先ず、三線でリズムをとってます。前奏から「てんてぃくてんていくてん」のあとで太鼓が鳴ります。
太鼓の音1回で2文字(音)数が基本。
「しょうがない」は「しょう。が・。ない」と「しょうが」で太鼓の音2つにすれば発音しやすい。
琉歌の例をあげて、色々と声に出して詠む方法を試してみましょう。
「つらね」を8文字(音)数づづ区切ってみます。
うら。うら。ぬ・。ふか。さ・。・・。(・は息継ぎです。太鼓の6番目の音は間奏になります)
3,5文字(音)数に分けてみます。
ぬふぁ。ぬ・。・・。いし。くび。り・。(3,5と文字(音)数を分けると思いも込められます)
やはり太鼓や楽器に合わせると気持ちが乗らないですね。それで、太鼓の音6回を基本として自由に言葉を延ばしたり、早口になったりします。
うらう。らあ。ぬう。ふか。ああ。さ・。(太鼓の音と少しズレても大丈夫)
ぬふぁぬ。いい。しい。くう。びい。り・。(石くびりを強調したいときですね)
ぬう。うう。ふぁぬ。う・。いしく。びり・。(ぬふぁを強調します。歌に近くなりますね)
最後の6文字(音)数が一番大切ですね。
最後は余韻を残すか、じっくり一言づつ詠むか。太鼓の音は同じ6回ですので、いくらでも自由に歌えます。
ちい。むに。すう。みい。りい。・・(4拍子の「てぃんさぐぬ花」も歌えます)
お互いに作った、自分の琉歌を試すと楽しさが広がりますね。
「つらね」で琉歌を一息で詠みあげるのを聴いたことがあるでしょうか。息が続けば理想的な形ですね。
私たちとしては、思いを込めて詠みあげるのが良い。
この曲で歌うとなると、拍子の強弱は
1番目の太鼓で強く。2,3番目は弱くが基本ですね。自分で作った琉歌で強調したい場所があるなら、それを強調する。ただ、音楽となると、ずんっ、ちゃ、ちゃ。みたいにリズムは繰り返しますから気を付けたいですね
基本的に最初の言葉を強調する感じ。琉歌を作る時も歌う時も同じです。
大きな声で感情を込めれば、声は小さくなったりもします。低音や高音も自然と表現できます。
そうして自然に歌えるようにすると、自分だけの曲になりました。
もっと音楽みたいにするなら、4拍子へ合わせてみる。
カラオケや普通の音楽は4拍子です。お互いに作った琉歌は、4拍子なら自然と合わせられます。
4拍子だと太鼓4回「1小節」と言います。普通は太鼓8回分、2小節で琉歌の初め8文字(音)になってます。
「ちいんさぐぬ」「はなや」
「ちみさきに」「すみてぃ」
カラオケなどで太鼓は鳴りませんが、1,2,3,4.と意識してリズムを取れるようにと、この動画の太鼓に合わせる練習をするのは意味がありますね。