2019年05月22日
琉歌入門(著・石川先生)の紹介と解説
琉歌入門(著・石川盛亀先生)の紹介と解説
琉歌入門は石川盛亀先生の著作した書物です。琉歌が豊富に掲載されて、琉歌を作るのに役だつ。何が書かれているか、分かりやすく説明します。
琉歌入門、目次の意味
「琉歌入門」の目次からは分かりませんが、昔からの表現方法について詳しく書かれてます
- 先ずは目次一覧
- 短歌として和歌との違いなど
- 書いて残すための文字表現と方言での読み方
- 琉歌の作り方
- 作った琉歌をもっと良い作品にする方法
- 琉歌に使われている古い言葉の解説
- 琉歌を実際に作り変えた作品紹介
- 琉球新報掲載の作品を鑑評
この7項目を詳しく解説します。
1 短歌として和歌との違いなど
琉歌は古典舞踊で音楽や演劇と通じて、深い関係がある。和歌が詠むと言われるところに違いを指摘してます。表記方法についても詳しく述べてます。
「琉歌がかわるねっと」では和歌との共通点に着目してます。深く理解するために読みたいページですね。琉歌と和歌、違いと共通点 別窓表示
2 書いて残すための文字表現と方言での読み方
琉歌は独特の文字で表現されてます。言語として琉球語の母音は「あ、い、う」が基本と述べてます。「目次5」で詳しく」書いてある言葉の意味や表現を簡単に説明してます。
琉球語にも種類が多い。「琉歌入門」は基本的に沖縄本島南部地域で使われいる方言です。言葉の違いに興味が出てくる。ちょっと読みたいページがあります。琉歌とは、基本が分かる島唄の世界 別窓表示
3 琉歌の作り方
琉歌の作り方を専門語で述べてます。和歌など古語からの応用も奨励してます。
「琉歌がかわるねっと」で案内した作り方も紹介されてます。
例えば古典の琉歌を一部分変えて行く方法は幾つかのページに書いてますね。
初めから読めばすぐ作れます。琉歌の作り方1 小学生から高齢者まで 別窓表示
4 作った琉歌をもっと良い作品にする方法
語彙力(ごいりょく)や推敲(すいこう)と言っているモノです。例える比喩など紹介されてます。
「琉歌がかわるねっと」でも文章表現を参考に言い回しなどのページがあります。
琉歌の表現を広げる文の彩(ふみのあや) 別窓表示
5 琉歌に使われている古い言葉の解説
「琉歌入門」の中心となる部分です。昔の表記法、方言での表記、日本語で意味や説明。
五十音順に記載されてます。書籍の3分の2ぐらいは「5章」になってます。
琉歌を作るときや昔の琉歌を読むのにも役に立ちます。古い言葉を使った琉歌の例も掲載してますので、楽しみは増えますね。
6 琉歌を実際に作り変えた作品紹介
石川盛亀先生が、じっさいに作り変えた作品と元歌を載せてます。比べると言葉ひとつで印象が違ってくると分かります。
7 琉球新報掲載の作品を鑑評
琉球新報に掲載された琉歌から、石川盛亀先生が注目した作品を掲載してます。
やはり沖縄方言で琉歌を作ると味わいがある。言葉の響きも心地よく面白い。
先ずは日ごろ使う言葉で創作する。
「琉歌入門」や方言辞典で沖縄方言を調べる。
使えそうな言葉を活かして琉歌を作る。
この順序で充実した創作生活をエンジョイしたいですね。
琉歌に興味を持ち、沖縄の古典。琉球舞踊にも関心を持てば充実した生活になります。
ご訪問いただき ありがとうございます 縁がございましたら、またお目にかかりましょう。
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